お茶会の着物コーディネート■お客様の着付け
「大仏さんとお茶しましょう」を合言葉に鎌倉大仏献茶式が新緑の季節に開催されます。今年で50回だそうです。雨天決行ですが、今年は爽やかな晴天になりました。このお茶会に出席する若いお嬢様にお着付けをさせていただきました。お母様が沢山お着物をお持ちで色無地が2枚、お茶会なのでやはり色無地をお勧めして、ご本人のご希望のこちらのピンクの色無地をお着付けさせていただきました。
お茶会の着物コーディネート
着物 袷 ◆ 一つ紋付色無地
帯 ◆ 名古屋帯
半衿 ◆ 白 塩瀬
帯揚げ ◆ 白×ピンク ぼかし
帯締め ◆ 白 平組
お茶会の着物
茶道のお茶会に関してははいろいろな人がいろいろな立場からそれぞれの考えを発信しています。茶席もいろいろですし、師事なさっている先生のお考えもそれぞれのようです。事前にご相談がある場合もございますが、着付け師としては当日初めてお会いしますので、その場でお手持ちの着物・帯・小物の中からベストのコーディネートになるようアドバイスさせていただいています。今回もピンクの色無地を派手すぎではと心配なさるお嬢様に「お茶会は年配の方達も色無地をお召しになるので若い方は派手過ぎ位のお色のほうが喜ばれるようですよ」とお話して、帯と小物を落ち着いたものをお選びしました。先生からもコーディネートを褒めていただいたそうです。