12月の着物着付けコーディネート■おすすめの着付け忘年会スタイル
そうでなくてもハードルの高い着物、忘年会となると尚更かもしれません。洋服の中では圧倒的に目立つ着物姿なので、浮かずに、着物って素敵!と思ってもらいたいですね。やはりTPOは洋服より難しいかもしれません。忘年会も色々です。昼なのか夜なのか。メンバーは? 職場・友人・趣味の仲間なのか、大勢なのか2~3人で集まるかによって合う着物コーデは違ってきます。
この着物コーディネートは2016年の着物仲間と少し豪華なランチ忘年会の時のものです。明るいグレーの小紋は絞りではないのですが凹凸があり、少し頑張って購入したもの。色無地としても着られて、帯次第で雰囲気が変わるのでとっても重宝している小紋です。合わせ易いのでコーディネートに困った時の着物ですが、汚れの目立つ薄い色なので出番を抑えて大切に着用しています。
帯は塩瀬の染帯です。塩瀬の帯は季節感のある柄を描かれる事が多く、小紋や紬との組み合わせを楽しめます。この帯には緑の葉・赤い実・白い枝が描かれてますが、実物の南天などとは微妙に違うので、今回は勝手に黒、緑、赤をクリスマスカラーとして12月に締めてみました。
帯揚げと帯締めもクリスマスカラーにしました。帯締めを赤にしただけで顔まで明るく見えます。小物の色を変えるだけで印象がかなり変わりますので、小物の色は種類多く持つ事をお勧めします。私の夢は道明の冠の無地の色違いをズラリと揃える事!かなり長生きしなければ叶いませんが。。
おしゃれランチ、忘年会の着物
着物 ◆ 小紋
帯 ◆ 塩瀬の染帯
半衿 ◆ 白塩瀬
帯揚げ◆ 緑(無地)
帯締め◆ 朱赤(冠)